THE COMPANY

音楽座ミュージカルは1987年に旗揚げし、「シャボン玉とんだ宇宙 (ソラ)までとんだ」を第1回作品として創作・上演。その後、「とってもゴースト」「チェンジ」「マドモアゼル・モーツァルト」「アイ・ラブ・坊っちゃん」「リトルプリンス (星の王子さま)」「泣かないで」「ホーム」「メトロに乗って」「21C:マドモアゼル モーツァルト」「7dolls(七つの人形の恋物語)」「ラブ・レター」「グッバイマイダーリン★」「SUNDAY(サンデイ)」「JUST CLIMAX(ジャストクライマックス)」と新作を発表し続けてきました。

受賞歴

音楽座ミュージカルの作品群は全てオリジナルミュージカル。全作品に共通する独自の精神性とオリジナリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など、日本の演劇賞を数多く受賞しています。

  • ・平成元年度文化庁芸術祭賞
  • ・平成元年度文化庁芸術選奨文部大臣新人賞
  • ・第25回紀伊國屋演劇賞個人賞
  • ・第28回紀伊國屋演劇賞・団体賞
  • ・平成五年度文化庁芸術祭賞
  • ・第一回読売演劇大賞優秀作品賞
  • ・第一回読売演劇大賞優秀女優賞
  • ・第四回グローバル舞台賞
  • ・第二回読売演劇大賞優秀作品賞
  • ・第二回読売演劇大賞優秀女優賞
  • ・第二回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞
  • ・第二回読売演劇大賞優秀スタッフ賞
  • ・第二回読売演劇大賞優秀男優賞
  • ・第三回読売演劇大賞優秀女優賞
  • ・第三回読売演劇大賞優秀スタッフ賞
  • ・第四回読売演劇大賞優秀作品賞
  • ・第四回読売演劇大賞優秀女優賞
  • ・第四回読売演劇大賞優秀スタッフ賞
  • ・第16回 日本照明家協会賞舞台部門大賞・文部大臣奨励賞
  • ・第五回読売演劇大賞優秀作品賞
  • ・第五回読売演劇大賞優秀女優賞
  • ・第五回読売演劇大賞優秀スタッフ賞
  • ・第六回読売演劇大賞優秀スタッフ賞
  • ・第31回菊田一夫演劇賞
  • ・第26回 日本照明家協会賞舞台部門優秀賞
  • ・東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞
  • ・グッドプラクティス・アワード奨励賞
  • ・令和二年度(第75回)文化庁芸術祭賞
  • ・第40回 2020年度日本照明家協会賞奨励賞
  • ・第6回 園田・加納賞
  • ・2022 All Aboutミュージカル・アワード 主演男優賞

WORMHOLE PROJECT

音楽座ミュージカル独自の創作システム

音楽座ミュージカルは創立時より「ワームホールプロジェクト」という、音楽座ミュージカルの代表を中心とした独自のシステムにより創造されてきました。音楽座ミュージカルの歴史はこの「ワームホールプロジェクト」の歴史と言っても過言ではありません。 ワームホールプロジェクトには2つの意味合いがあり、狭義のワームホールプロジェクトを構成するのは、脚本、演出、音楽、振付、美術、衣裳、照明など各創作要素の責任を担うプロデューサーたちです。脚本とミュージカルの全要素を加味した総合演出プランの、まさに骨格の部分がここで創られていきます。この骨組みを具体的に形にしていくのが広義のワームホールプロジェクト。狭義のワームホールプロジェクトに各作品のプランナーやキャストを加えて構成されたものです。

ワームホールプロジェクト最大の特徴

ワームホールプロジェクトの最大の特徴は、作品のクオリティアップのためであれば、変化することをおそれず、積極的に挑戦していくということ。それぞれのメンバーが専門分野だけでなく、作品全体の成立に向けて行動していきます。それぞれが抱く作品イメージは必ずしも同じになりませんから、衝突が起きることもしばしばありますが、単純な二者択一ではなく、徹底的に議論しあって異なるイメージをぶつけあうことで生みだされた「第三の選択」が作品を次の段階へ進化させていくのです。 このような創り方は膨大な時間と労力がかかり、一見非効率的にも思われますが、音楽座ミュージカルではあえてこの方法を採用してきました。 非効率ではあっても、空中分解しないのは、相反する様々な考えや矛盾の混じりあった混沌とした状況を支える強力な引力 (哲学=テーマ) を常に中心に据えているから。 この“テーマにこだわり続ける存在”が、作品創造には不可欠なのです。ワームホールプロジェクトでは、音楽座ミュージカルの代表が作品の核となるテーマ(理念)を提示し、作品創作におけるすべての最終責任を担っています。

FOUNDER

音楽座ミュージカル創立者

相川レイ子

1934年秋田県生まれ。1979年に株式会社サマデイを設立。その後、株式会社ヒューマンデザインをはじめ7社を設立し、サマデイグループのファウンダー、代表者として最後まで現場に立ち続けた。音楽座ミュージカルの脚本家・演出家としての活動は、1988年、第一作「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」から開始。その後、現在までに全12作品を発表している。ワームホールプロジェクトという独自の創作システムで生み出したその作品群は、精神性とクオリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞をはじめ多くの演劇賞を受賞している。2016年3月25日、永眠。

WORKS

「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」、「とってもゴースト」、「チェンジ」、「マドモアゼル・モーツァルト」、「アイ・ラブ・坊っちゃん」、「リトルプリンス(星の王子さま)」、「泣かないで」、「ホーム」、「メトロに乗って」、「21C:マドモアゼル モーツァルト」、「七つの人形の恋物語」、「ラブ・レター」

HISTORY

  • 1987

    音楽座ミュージカルが始動。

  • 1988

    旗揚げ作品として「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」を上演し、オリジナルミュージカルの新星として注目される。

  • 1989

    「とってもゴースト」を初演。

  • 1990

    「チェンジ」を初演。
    「とってもゴースト」にて平成元年度文化庁芸術祭賞を受賞。
    「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ 」にて平成元年度文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞。

  • 1991

    「マドモアゼル・モーツァルト」を初演。
    「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ 」、「とってもゴースト」の二作品の成果で第25回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞。

  • 1992

    「アイ・ラブ・坊っちゃん」を初演。

  • 1993

    「リトルプリンス」を初演。

  • 1994

    「泣かないで」「ホーム」を初演。
    「アイ・ラブ・坊っちゃん」および三作品連続公演の舞台成果により第28回紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。
    「リトルプリンス」にて平成五年度文化庁芸術祭賞を受賞。
    「アイ・ラブ・坊っちゃん」にて、第一回読売演劇大賞優秀作品賞、優秀女優賞を受賞。
    「泣かないで」にて第四回グローバル舞台賞を受賞。

  • 1995

    「泣かないで」にて、第二回読売演劇大賞優秀作品賞、優秀女優賞、最優秀スタッフ賞、優秀スタッフ賞を受賞。 「ホーム」にて、第二回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。 「星の王子さま」を初演。

  • 1996

    「アイ・ラブ・坊っちゃん」および「星の王子さま」にて第三回読売演劇大賞優秀女優賞、優秀スタッフ賞受賞。

  • 1997

    「マドモアゼル・モーツァルト」にて、第四回読売演劇大賞優秀作品賞、優秀女優賞、優秀スタッフ賞を受賞。 「マドモアゼル・モーツァルト」にて照明家協会大賞、文部大臣奨励賞を受賞。 『音楽座ミュージカルを上演する会』が発足。以降、2000年までプロデュース公演として上演。

  • 1998

    「泣かないで97」にて第五回読売演劇大賞優秀作品賞、優秀女優賞、優秀スタッフ賞受賞。

  • 1999

    「星の王子さま98」にて、第六回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。

  • 2000

    「メトロに乗って」を初演。

  • 2005

    「21C:マドモアゼル モーツァルト」を初演。

  • 2006

    「21C:マドモアゼル モーツァルト」にて、第31回菊田一夫演劇賞受賞。

  • 2007

    「リトルプリンス」にて、第26回照明家協会優秀賞を受賞。

  • 2008

    「七つの人形の恋物語」を初演。
    「リトルプリンス」にて、東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞を受賞。
    「メトロに乗って」がソニーデジタルシネマ「Live spire」として全国の映画館で上映。

  • 2009

    「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」を14年ぶりに再演。

  • 2010

    「ホーム」を16年ぶりに再演。文化庁“子どものための優れた舞台芸術体験事業”(平成22年度)として兵庫・四国の小中学校で上演。

  • 2011

    「リトルプリンス2011~星の王子さま~」「アイ・ラブ・坊っちゃん2011」を上演。

  • 2012

    「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」を北海道、九州、東京など全国で上演。

  • 2013

    「七つの人形の恋物語II」をはじめてのラボシアター作品として芹ヶ谷スタジオで上演。
    「21C:マドモアゼル モーツァルト」を上演。
    「ラブ・レター」を初演。

  • 2014

    「リトルプリンスII」「泣かないで」「メトロに乗って」を上演。

  • 2015

    「七つの人形の恋物語II」「ラブ・レター」「リトルプリンスII」を上演。 文化庁文化芸術による子供の育成事業で「七つの人形の恋物語II」(平成26年度)、「リトルプリンスII」(平成27年度)を全国の小中学校で上演。

  • 2016

    「泣かないで」「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」「リトルプリンス」を上演。文化庁“文化芸術による子供の育成事業”で「リトルプリンス」(平成28年度)を全国の小中学校で上演。

  • 2017

    創立30周年を迎える。世界初のVRミュージカルとして「リトルプリンスVR supported by VIVE」を公開。「グッバイマイダーリン★」を初演。

  • 2018

    日本科学未来館7階未来館ホールでbeyond2020プログラムの一環としてVR、IoTとミュージカルのコラボレーションによる「LITTLE PRINCE ALPHA」を開催。本公演が先進映像協会「グッドプラクティス・ アワード」奨励賞受賞。12月「SUNDAY(サンデイ)」を初演。

  • 2019

    「グッバイマイダーリン★」、「7dolls」を上演。

  • 2020

    1〜2月、東宝株式会社様の製作による、ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』(原作:筒井広志『アルファ・ケンタウリからの客』)が上演される。5〜7月に上演予定であった「SUNDAY(サンデイ)」公演が新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で延期・中止に。9〜12月に上演したものが令和2年度(第75回)文化庁芸術祭賞を受賞。

  • 2021

    6~7月に上演を予定していた「泣かないで」が緊急事態宣言の影響で中止。7〜8月「JUST CLIMAX」を初演。10月、東宝株式会社様の製作によるミュージカル『マドモアゼル・モーツァルト』(原作:福山庸治『マドモアゼル・モーツァルト』)が上演される。12月、「7dolls」を上演。

  • 2022

    2022年1〜2月、東宝株式会社様の製作によるミュージカル『リトルプリンス』が上演される。子供のための文化芸術鑑賞・体験支援(再興)事業で、1〜3月・9〜12月に「JUST CLIMAX(ジャストクライマックス)」を全国の小中学校で上演。2月には東京で劇場公演も開催。また、6月〜12月に「ラブ・レター」を全国で上演。

  • 2023

    2023年2〜3月、子供のための文化芸術鑑賞・体験再興事業追加採択により「JUST CLIMAX(ジャストクライマックス)」を全国で上演。6月に「泣かないで」を上演。10〜12月、「シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ」初演から35周年記念公演として全国で上演。

  • 2024

    2024年1月、舞台芸術等総合支援事業 (学校巡回公演)で、「リトルプリンス」を全国の小中学校で上演。6〜7月に「SUNDAY(サンデイ)」を上演予定。

LESS

COMPANY

  • 会社名

    株式会社ヒューマンデザイン

  • 設立

    1987年8月24日

  • 代表者

    相川タロー

  • 事業概要

    ・音楽座ミュージカルの企画製作
    ・音楽座ミュージカルの創造母体であるRカンパニーの企画、運営

本社

〒102-0085
東京都千代田区六番町12番地6
TEL:03-3222-1177
FAX:03-3222-1178

稽古場 芹ヶ谷スタジオ

〒194-0013
東京都町田市原町田4-24-29
TEL : 042-722-3385
FAX : 042-722-7323

PARTNERSHIP

2013年12月、町田市は文化芸術活動を振興するため、市内の団体等と連携・協力して事業を行う「町田市文化芸術パートナーシップ協定」制度を創設。音楽座ミュージカルは、おかげさまでその第一号として選ばれました。パートナーシップ協定事業の第一弾は「ラブ・レター」のホームタウン公演でした。2014年5月には、町田市より「町田市文化芸術功労者」として表彰され、4年目となる本年も引き続いて、様々な事業を展開していく予定です。

  • 職場体験の受け入れ

    毎年、町田市内の全中学校から職場体験の受け入れを行っており、2017年には平成28年度「中学生の職場体験」功労事業者として東京都より感謝状を贈呈されました。

    平成28年度「中学生の職場体験」功労事業者等感謝状受贈者一覧
  • 音楽座ミュージカルワークショップ「Inner Creation Musical」

    町田市文化プログラムの一環として、2018年から町田市内の学校や施設で音楽座ミュージカルの若手俳優によるワークショップを開催しています。参加した子どもたちは、俳優と一緒になって空間や感情を自由に表現することで、イメージすることの楽しさを体験しました。

  • 町田市長の表敬訪問

    高野菜々が町田市長の表敬訪問を行い、「SUNDAY(サンデイ)」での受賞をご報告しました。市長からは「音楽座ミュージカルはいつも観ていて、歌が印象に残っている」「“芸術の杜“プロジェクトは版画美術館だけでなく音楽座ミュージカルの稽古場があるから生まれた」などのお話しをいただきました。

    令和2年度(第75回)文化庁芸術祭賞(演劇部門新人賞)