マドモアゼル・モーツァルト
AWARD HISTORY 受賞歴
-
1994.1.20
第28回紀伊國屋演劇賞 団体賞
-
1997.2.28
第四回読売演劇大賞 優秀作品賞
-
1997.2.28
第四回読売演劇大賞 優秀女優賞
-
1997.2.28
第四回読売演劇大賞 優秀スタッフ賞
-
1997.5.16
第16回日本照明家協会賞 舞台部門大賞・文部大臣奨励賞
INTRODUCTION イントロダクション
「モーツァルト」を通して描いた勇気ある女性の物語
1991年に初演。女は作曲家になれなかった時代、モーツァルトとして生きた勇気ある女性の物語を通して、その音楽に流れる普遍的なメッセージに迫った作品である。『フィガロの結婚』や『魔笛』など代表的モーツァルトオペラの登場人物たちをモチーフにした精霊たちが深層心理などを視覚化する存在として作品の世界観をつくる重要な要素となっている。原作は福山庸治氏の同名コミックス。2021年には東宝製作により、明日海りおさんの主演でライセンス上演された。
STORY ストーリー
貴族の時代が終わろうとしていた18世紀末のヨーロッパ。ザルツブルグの平凡な宮廷楽士レオポルトは、末娘エリーザの並外れた音楽の才能に気づく。しかしこの時代、女が作曲家として生きる道はなかった。レオポルトは彼女を男として育てることを決心、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが誕生した。軽やかで心浮き立つメロディ。モーツァルトは、生きるよろこびに溢れた新曲を次々と発表し、当時の宮廷音楽にセンセーションを巻き起こす…
MOVIE ムービー
VOICE 観客の声
- 音でもなく、絵でもなく、物語でもなく……と探しているとき、音楽座に会った。そこには自分の表現したいものが「まだ出来るかもしれない」という、可能性と希望があった。
- それぞれの役の設定が自分の考えに近く、共感できました。特にフランツには、師であるモーツァルトの妻コンスタンツェを好きになってしまった心の動きが感じられ、セリフの数や出演時間と役の重要性は比例しないんだ、と気づかされました。
- 舞台は、生き物ですね。その時だけ、そこに息づく、もう一人の世界……。少し、気づくのが遅すぎたかな?また会いたい。
CREATIVE クリエイティブ
原作:福山庸治『マドモアゼル・モーツァルト』
オリジナルプロダクション
総指揮:相川レイ子
演出:ワームホールプロジェクト
脚本:横山由和・ワームホールプロジェクト
音楽:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト・小室哲哉・高田 浩
振付:謝 珠栄
美術:朝倉 摂
衣裳:八重田喜美子・原 まさみ
ヘアメイク:川村和枝
照明:塚本 悟
音響:小幡 亨
音楽監督:高田 浩
歌唱指導:桑原英明
製作著作:ヒューマンデザイン