カイブツはささやく
INTRODUCTION イントロダクション
『怪物はささやく』(原作:パトリック・ネス/原案:シヴォーン・ダウド)は、カーネギー賞とケ イト・グリーナウェイ賞を同時受賞した児童文学の傑作で、映画化でも高い評価を得てきた物語です。 音楽座ミュージカルは、この名作の世界で初めてのミュージカル化に挑みます。物語が描くのは “向き合えない真実” を抱えた少年の揺れる心。母を想う気持ちと、そこから逃れたいという矛盾した思い。イチイの木の怪物との出会いは、少年に自分の心と向き合う勇気をもたらしていきます。「喪失と再生」をテーマに作品を作り続けてきた音楽座ミュージカルが、力強い歌とダンス、幻想的 な舞台美術を通してこの名作の魅力を存分に引き出し、心に残る舞台をお届けします。
STORY ストーリー
13歳のコナーは、病気の母と暮らしながら、学校や家庭で言葉にできない不安を抱えていました。そんなある夜、裏庭のイチイの木が “怪物” となって現れます。怪物はコナーに三つの物語を語り、最後に「お前自身の物語を語れ」と告げます。
奇妙でどこか現実に触れるその物語を聞くうちに、コナーの中で長く押し込めてきた想いが揺れはじめます。悪夢が毎晩 12時7分に現れる理由も、次第にその輪郭を見せていきます。
三つめの物語が終わり、ついにコナーが語る番が訪れます。ずっと胸の奥に隠してきた “自分の物語” とは何なのか。そして、彼が向き合おうとしている想いとは――。
CREATIVE クリエイティブ
原作:パトリック・ネス『A MONSTER CALLS』、原案:シヴォーン・ダウド
脚本・演出:相川タロー・ワームホールプロジェクト
音楽:高田 浩・金子浩介
振付:ワームホールプロジェクト
美術:久保田悠人
衣裳:原 まさみ
ヘアメイク:川村和枝
照明:渡邉雄太
音響:小幡 亨
音楽監督:高田 浩
製作著作:ヒューマンデザイン